厚生労働省は13日、第67回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。デルタ株と比較してオミクロン株による感染は重症化しにくい可能性が示唆されているが、現在の若者中心の感染拡大により療養者数が急激に増加した場合は、「軽症・中等症の医療提供体制等が急速にひっ迫する可能性があること、さらに、今後高齢者に感染が波及することで重症者数の増加につながる可能性があることに留意が必要」としている。【新井哉】
厚労省によると、5日時点の全国の入院者数は2,250人で、1週間前と比べて1,234人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は5.5%(1週間前は2.5%)で、都道府県別では、山口(23%)が最も高く、以下は、沖縄(19.9%)、京都(19.8%)、広島(17.9%)、石川(13.4%)、島根(11.1%)、滋賀(10.3%)、群馬(9.6%)などの順だった。
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