厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は、オミクロン株の記載を追加した新型コロナウイルス感染症診療の手引き第6.1版に関する事務連絡(2021年12月28日付)を、都道府県、保健所設置市、特別区の衛生主管部(局)に出した。21年11月2日に事務連絡した第6.0版を改訂したもので、関係各所へ周知するよう求めている。【新井哉】
手引きでは、懸念される変異株の概要(21年12月13日時点)を記載している。その中で、オミクロン株について、「感染性・伝播性の上昇」「中和能低下の報告あり」などと説明。また、「重症度別マネジメントのまとめ」の図の中で、中和抗体薬の「カシリビマブ/イムデビマブ」について「オミクロン株による感染には使用しない」と明記している。
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