厚生労働省は、第57回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(26日開催)の感染状況の分析・評価などを公表した。一部の地域でクラスターの発生や感染経路不明事案の散発的な発生による一時的な増加傾向が見られることを指摘。「感染者数の減少速度鈍化や下げ止まりが懸念される」としている。【新井哉】
厚労省によると、20日時点の全国の入院者数は1,901人で、1週間前と比べて947人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は4.8%(1週間前は7.2%)で、都道府県別では、島根(9.6%)が最も高く、以下は、山形(9.3%)、大阪(8.3%)、千葉(7.8%)、神奈川(7.6%)、沖縄(7.5%)、愛媛(7.4%)、奈良(7.3%)、埼玉(7.0%)、兵庫(6.9%)などの順だった。
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