厚生労働省健康局長は21日、「新型コロナウイルス感染症に係る予防接種の実施に関する手引き」の改訂に関する通知を、都道府県知事、市町村長、特別区長に出した。ゴム栓が削り取られる「コアリング」や、1回目に接種したワクチンと異なるものを2回目に接種する「交互接種」などを追記しており、関係機関に周知を図るよう求めている。【新井哉】
今回の改訂では、コアリングや交互接種のほかに、▽入院等を行う患者の円滑な接種体制の構築▽妊娠中の者等への接種体制の確保▽資材等を活用した副反応等に関する説明▽16歳未満の保護者の同意・同伴▽ワクチンの効率的な使用▽予防接種証明書の電子情報処理組織による申請▽武田/モデルナ社ワクチンの移送に当たっての留意事項-などに関する記載を新たに加えた。
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