厚生労働省は、第118回社会保障審議会障害者部会(16日開催)で、第6期障害福祉計画・第2期障害児福祉計画(2021-23年度)の目標値の集計を報告した。都道府県の計画の目標値などをまとめたもので、精神障害者の精神病床から退院後1年以内の地域における平均生活日数に関する目標値(国の基本指針で定める成果目標)の「316日以上」に関しては、44都道府県がこれを満たす目標値としているが、目標値を「未設定」や「311日」としている県もあった。【新井哉】
障害福祉計画・障害児福祉計画の策定に当たっては、国の定める基本指針(厚労大臣告示)を踏まえることになっている。基本指針では、地域移行や就労などに関する成果目標を定めている。
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