厚生労働省は21日、第44回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京の感染状況について「入院者数や調整中の者は増加傾向であり、高流量の酸素投与が必要な患者も増加。感染者数がこのまま増加すると、入院療養等の調整の遅れや一般医療も含めた医療への負担が懸念される」との見解を示している。【新井哉】
厚労省によると、13日時点の全国の入院者数は6,513人で、1週間前と比べて645人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は18.1%(1週間前は16.4%)で、都道府県別では、沖縄(36.2%)が最も高く、以下は、千葉(34.4%)、東京(31.8%)、神奈川(30.4%)、埼玉(27.4%)などの順だった。
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