厚生労働省は7日、第42回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。東京の感染状況について、「すでに入院者数、重症者数は増加傾向」と指摘。「40代・50代の重症者数は前回の感染拡大期と同水準となっており、感染を抑制するための対策の徹底が必要」としている。【新井哉】
厚労省によると、6月29日時点の全国の入院者数は6,378人で、1週間前と比べて899人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は17.8%(1週間前は20.3%)で、都道府県別では、沖縄(62.3%)が最も高く、以下は、福井(48.7%)、千葉(28.1%)、栃木(26.3%)、東京(25.0%)、奈良(24.7%)、高知(24.1%)などの順だった。
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