中央社会保険医療協議会の総会は7日、2022年度の診療報酬改定に向け、外来診療に関する議論を開始した。「かかりつけ医」機能について、支払側・診療側の双方が推進すべきだとの認識で一致したが、その評価の充実を巡り意見が分かれた。今後も引き続き検討する。【松村秀士】
この日は、外来診療として、▽「かかりつけ医」機能に係る評価▽外来機能の分化の推進▽オンライン診療に係る評価▽医療機関同士の連携に係る評価▽生活習慣病に係る評価-などをテーマに議論した。
このうち、「かかりつけ医」機能に関して、日本医師会常任理事の城守国斗委員が、「次回改定においても一層の充実が図られるような対応をすべきだ」とし、さらなる評価を求めた。
■支払側「ゼロベースで」
(残り692字 / 全1009字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】