厚生労働省は1日、第41回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード(6月30日開催)の感染状況の分析・評価などを公表した。東京都の新規感染者数が増加に転じたことを指摘。酒類提供が可能となった夕方の滞留人口が顕著に増加したことなども取り上げ、「東京で今後も感染が拡大することが強く懸念される」としている。【新井哉】
厚労省によると、6月23日時点の全国の入院者数は7,277人で、1週間前と比べて1,815人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は20.3%(1週間前は25.5%)で、都道府県別では、沖縄(71.5%)が最も高く、以下は、北海道(35.8%)、滋賀(33.7%)、愛知(33.3%)、福井(30.3%)、山梨(27.2%)などの順だった。
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