6年制薬学部の入学定員の充足率が2016年度から5年連続で90%を下回った大学が全国に10校あったとする集計結果を、厚生労働省が16日の有識者検討会に示した。毎年のように入学者が定員を大きく下回っている大学が少なくなく、中には充足率が5年続けて40-50%台にとどまっている大学もあった。検討会は同日におおむね了承した議論の取りまとめ案で、入学定員数の抑制も含め、薬学部の適正な定員の仕組みなどを早期に検討すべきだと指摘している。【松村秀士】
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