厚生労働省は16日、第39回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。首都圏(東京、埼玉、千葉、神奈川の1都3県)の感染状況に関しては、東京で昼間・夜間滞留人口の増加傾向が継続し、緊急事態措置開始前の水準まで戻りつつあることを指摘。「東京でこのまま増加傾向が続くと、リバウンドに向かうことが強く懸念され、警戒が必要」としている。【新井哉】
厚労省によると、8日時点の全国の入院者数は1万1,751人で、1週間前と比べて2,525人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は33.0%(1週間前は40.3%)で、都道府県別では、沖縄(88.7%)が最も高く、以下は、滋賀(63.4%)、愛知(56.3%)、福岡(55.0%)、北海道(51.9%)、岐阜(48.1%)、広島(45.4%)などの順だった。
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