厚生労働省はこのほど、過労死等の防止のための対策に関する大綱の改定案を公表した。2020年版の過労死等防止対策白書で、精神障害の発病から短期間で自殺につながった事案が多かったことが報告されていることなどを踏まえ、「事業場における取組を進めるとともに、労働者が相談しやすい環境の整備が必要である」としている。【新井哉】
改定案では、新型コロナウイルス感染症の対応などのために発生する過重労働によって過労死などが発生しないように、防止対策を「より一層推進する必要がある」としている。
(残り471字 / 全709字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】