5月21日に特例承認された米モデルナの新型コロナウイルスのワクチンについて、厚生労働省は、国内での接種によって副反応が疑われる症状の報告が同30日時点で計17件あったことを専門家部会で明らかにした。ただ、アナフィラキシーといった重篤な副反応や死亡の報告はなかった。【松村秀士】
厚労省によると、モデルナ製の新型コロナワクチンは同24日から30日までに、国内で計9万241人に接種された。このうち、頭痛や血圧上昇など副反応の疑われる症状が17人に出たとの報告を、医療機関から受けた。
■ファイザー製、重い副反応報告1,260件
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