内閣府は4日、第3回新型コロナウイルス感染症の影響下における生活意識・行動の変化に関する調査の結果を公表した。「コロナ疲れ」の質問では、全体の7割が「感じる」「やや感じる」と答えた。【齋藤栄子】
調査は、国内居住のインターネットパネル登録モニターを対象に、4月30日から5月11日までの期間に実施。回収数は1万128人。調査は、▽働き方(就業者等)▽子育て・結婚(子育て世帯・未婚者等)▽地方▽その他-の4項目。今回新たに「その他」の調査項目で、▽コロナ疲れ▽自身のコロナ対策のきっかけとして重視する情報等▽コロナ対策で重視する情報媒体-などを追加した。
「自身のコロナ対策のきっかけとして重視する情報等」について、全年齢計では「感染者数の増加」が56.9%で最も多く、次いで「病床のひっ迫」が35.5%、「医療関係者からの呼びかけ」が25.3%の順。
「コロナ疲れ」については、全体の33.7%が「感じる」、37.9%が「やや感じる」と回答。また、「感じる」との回答を年代別で見ると、20歳代が41.3%で最多となり、次いで30歳代が37.6%、40歳代が34.0%、50歳代が31.1%、60歳代以上が26.0%の順で、若い世代ほど疲れを感じていることが分かった。
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