厚生労働省は、新型コロナウイルスの感染患者らの入院を受け入れる医療機関への2021年度の緊急支援事業補助金の対象を、6月13日までに新規で割り当てられた即応病床に広げるとともに、交付申請書の提出期限を同日(必着)に延長することを明らかにした。病床の割り当てと申請の期限は当初、共に5月31日だったが、「まん延防止等重点措置」が群馬、石川、熊本各県に6月13日まで適用されたことに伴い見直した。【松村秀士】
21年度の同事業では、緊急事態措置やまん延防止等重点措置を適用されている都道府県から20年12月25日から21年6月13日までに新型コロナの患者らの即応病床を割り当てられた医療機関に対し、確保病床数に応じて関連経費を補助する。新型コロナに対応する病床をさらに確保するのが目的で、前年度の事業で補助を受けていない病床が対象となる。
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