厚生労働省は、12日の中央社会保険医療協議会・総会に、年間販売額が350億円超かつ基準年間販売額の2倍超の要件に該当したなどとして、医薬品5成分9品目について、市場拡大再算定を行うことを報告し、了承された。11.0%または11.5%の引き下げが8月1日から適用される。【ライター 設楽幸雄】
市場拡大再算定の要件に該当したのは、ファイザーのトランスサイレチン型家族性アミロイドポリニューロパチーの抹消神経障害の進行抑制などに対する「ビンダケルカプセル20mg」と、中外製薬の切除不能な進行・再発の非小細胞肺がんなどに対する「テセントリク点滴静注1200mg」の2成分2品目。
(残り822字 / 全1107字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】