総務省と厚生労働省は12日、高齢者を対象とする新型コロナワクチン接種について、各市町村の終了時期の見込み調査の結果を連名で公表した。政府が目標とする7月末までに終了する見込みだと85.6%の自治体が回答した。【齋藤栄子】
調査は4月30日に各都道府県へ依頼が発出され、政府が12日に取りまとめたもの。高齢者向け新型コロナワクチン接種の終了予定時期ごとの自治体数は、▽7月末まで1,490(85.6%)▽8月中185(10.6%)▽9月以降66(3.8%)-だった。
このうち、7月末までに終了予定だと回答した1,490団体における高齢者人口は3,000万158人で、全国の高齢者人口に占める割合は84.5%。なお、回答に当たっては、医療従事者の確保等が前提だとする自治体も含まれる。
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