厚生労働省は14日、第30回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の分析・評価などを公表した。感染が拡大している自治体では、20-30歳代の増加が中心となっている地域が多いことを指摘。「今後、高齢者層への感染の波及が進むと、重症者数の増加につながる可能性が高い」との見解を示している。【新井哉】
厚労省によると、7日時点の全国の入院者数は8,602人で、1週間前と比べて686人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は28.3%で、都道府県別では、兵庫(72.5%)が最も高く、以下は、奈良(62%)、宮城(57.1%)、沖縄(56.6%)、福島(55.9%)、大阪(50.9%)、徳島(46.5%)、和歌山(39.5%)、山形(38.7%)、三重(37%)などの順だった。
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