厚生労働省社会・援護局地域福祉課成年後見制度利用促進室は、3月29日に開催された第7回成年後見制度利用促進専門家会議で、次期成年後見制度利用促進基本計画の検討の進め方に関する案を示した。円滑に議論を進めるため、厚労省の研究事業などの実施状況や次期基本計画における検討課題を踏まえて、3つのワーキンググル―プを設置して議論を進める見通しだ。【新井哉】
成年後見制度利用促進基本計画には、次期計画初年度の2022年度から迅速に取り組むべき内容に加え、「次期計画期間内で丁寧な議論を行うなど中長期的な視点をもって取り組むべき内容が含まれる」と説明。22年度予算案に盛り込むものについては、7月ごろに予定している「中間とりまとめ」に記載できるよう優先的に議論するとした。
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