厚生労働省は29日、看護師などの国家試験(国試)に関する出題基準の体系や項目の見直しなどを盛り込んだ報告書案を、医道審議会・保健師助産師看護師分科会の部会に提示し、おおむね了承された。2023年の国試からの見直しの適用を求めている。案を修正した上で、報告書を近く公表する。【松村秀士】
案では、看護師や保健師、助産師の国試について、「これまでの出題内容は概ね妥当」と指摘。合格基準も、経年的な合格や得点の状況を踏まえ、「現状維持とすることが望ましい」としている。
■出題基準見直しの検討、21年度から開始
(残り672字 / 全922字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】