菅義偉首相は4日の年頭の記者会見で、新型コロナウイルスの感染拡大によって東京をはじめとする幾つかの都市で医療体制が逼迫している現状に触れ、看護師らスタッフの確保や財政支援を徹底して行う考えを示した。また、新型コロナワクチンの2月下旬の接種開始を目指していることも明らかにした。【松村秀士】
会見で菅首相は、新型コロナの感染が拡大している現状を踏まえ、「感染対策」「水際対策」「医療体制」「ワクチンの早期接種」という4つの観点で対応を強化する方針を表明した。 (残り189字 / 全572字)
このうち、医療体制については、新型コロナの患者を受け入れる病院や病床の数を各地域で増やす必要があると強調。「国として看護師などスタッフの確保、財政支援を徹底して行うとともに、各自治体と一体となって病床確保を進める」とし、必要な人に医療を提供できる体制をつくると述べた。
■ワクチン接種、医療従事者や高齢者らから順次
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】