厚生労働省は19日、第14回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。入院者数、重症者数は増加が続いており、病床占有率も上昇が続いていることを取り上げ、「このままの状況が続けば、予定された手術や救急医療の受入等を制限せざるを得なくなるなど、通常の医療との両立が困難となる」としている。【新井哉】
厚労省によると、11日時点の全国の入院者数は4,517人で、1週間前と比べて925人増えている。全国の受入確保病床数に対する割合は16.8%で、都道府県別では、沖縄(35.7%)が最も高く、以下は、兵庫(33.7%)、大阪(33.2%)、埼玉(28.8%)、東京(26.8%)、青森(24.9%)、北海道(24%)、岡山(23.5%)、愛知(23.3%)、奈良(20.6%)などの順だった。
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