厚生労働省は10月30日、「過労死等防止対策白書」(2020年版)を公表した。20年版では、「特別編」を設けて「新型コロナウイルス感染症への対応状況」を記載。月末1週間の就業時間が80時間以上の就業者の割合に関しては、「医療、福祉」の3月から5月までの割合が「前年同月よりも増加している」と説明している。【新井哉】
「特別編」では、国内の新型コロナウイルス感染症の感染者数を取り上げ、「1月15日に最初の感染者が確認されて以降、感染者の数が増加し、労働環境にも影響を及ぼしている」と指摘している。
(残り643字 / 全890字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】