厚生労働省は28日、第12回新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボードの感染状況の評価などを公表した。感染が拡大している地域や拡大の兆しが見られる地域では、クラスター発生の要因を分析し、早急に対応する必要性を指摘。「特に、感染拡大に対応可能な医療体制及び療養体制等を準備するとともに、院内・施設内感染の拡大防止のための取組が必要である」との見解を示している。【新井哉】
厚労省によると、21日時点の全国の入院者数は2,982人で、1週間前と比べて82人減っている。全国の受入確保病床数に対する割合は11%で、都道府県別では、沖縄(44%)が最も高く、以下は、東京(25%)、埼玉(20%)、福島、千葉、兵庫(各16%)などの順だった。
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