東京都新型コロナウイルス感染症モニタリング会議(第15回)が15日、都庁で開かれた。公表された「専門家によるモニタリングコメント・意見」では、入院患者数について、「新規陽性者数及び接触歴等不明者数の増加比が再び100%を超えており、入院患者数が急増することへの厳重な警戒が必要である」としている。【新井哉】
コメント・意見では、14日時点の入院患者数について、前回(7日時点)の976人から1,008人となったことなどを取り上げ、「医療機関への負担が強い状況が長期化している」と指摘。複数の病院などにおけるクラスターの発生が報告されたことに関しては、「第一波(3月1日から5月25日の緊急事態宣言解除までと設定)のような大規模なクラスターの発生ではないものの、院内・施設内感染の拡大防止対策の徹底が必要である」としている。
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