厚生労働省は、「新型コロナウイルス感染症(COVID-19)病原体検査の指針」の第1版を公表した。医師が自身の判断によりさまざまな状況下で検査をすることを想定し、各種方法の意義や状況に応じた検査の考え方などを盛り込んでいる。【松村秀士】
指針は、国立感染症研究所や国立国際医療研究センターなどの関係者が共同で策定したもので、国内での新型コロナに関する検査を円滑に実施するのが目的。
それによると、新型コロナの感染を調べるには現在、核酸検出検査(リアルタイムPCR、LAMP法等)や抗原検査、抗体検査の方法があり、実施する際にはそれぞれのウイルスの検出の感度や非特異反応を把握して特徴を理解することが適切な判定のために重要だと指摘している。
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