厚生労働省は25日、在留資格「特定技能」について8月の介護分野の試験結果を公表した。フィリピンなど4カ国および日本国内で実施された試験の受験者数の合計は「介護技能評価試験」が1,339人、「介護日本語評価試験」が1,205人だった。合格率はそれぞれ70.9%と83.2%。国別ではインドネシアにおける受験者・合格者数が3桁に上り、過去最高となっている。【吉木ちひろ】
特定技能は、介護など人材確保が困難な14業種において一定の専門性や技能を持つ外国人材の就労を認める在留資格。2019年4月に運用が始まった。介護分野で受け入れが可能な「特定技能1号」では、分野ごとに認められている技能水準と業務上必要な日本語能力の水準双方を満たした人材に対して通算で5年までの在留を認める。20年6月時点で介護分野における特定技能1号在留外国人は170人。
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