厚生労働省とアストラゼネカ日本法人は6日、英アストラゼネカが開発中の新型コロナウイルスワクチンについて、開発に成功した場合、2021年初頭から1億2,000万回分の供給を受けることで基本合意に達したと発表した。うち3,000万回分は第1四半期(1-3月)に供給される。【ライター 設楽幸雄】
基本合意は供給量に関するもので、今後、最終契約に向けて協議を進める。厚労省は先に、米ファイザーと1億2,000万回分のワクチンの供給を受けることで基本合意したが、その時期は21年6月末までにだった。アストラゼネカからの3,000万回分は、それよりも早くなる可能性がありそうだ。
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