厚生労働省は3日、新型コロナウイルス感染症緊急包括支援事業に関する事務連絡を都道府県に出した。同事業のQ&Aの第4版を作成したことを取り上げている。第4版では、重点医療機関・協力医療機関以外の一般医療機関や精神科病院で新型コロナウイルス感染症患者を受け入れるための病床確保の補助額に関することなどを追記している。【新井哉】
第4版では、2020年度第2次補正予算で4月1日に遡及して、中等症患者を受け入れる病床の補助上限について、1床当たり16,000円/日から41,000円/日に引き上げ、新型コロナウイルス感染症患者などを受け入れるために休床とした病床も対象としたことを説明。これにより、上限額に関しては、ICU内の病床を確保する場合は同97,000円/日、重症患者または中等症患者を受け入れ、酸素投与や呼吸モニタリングなどが可能な病床を確保する場合は同41,000円/日などとなったとした上で、精神科病床も「同じ取扱い」としている。
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