厚生労働省新型コロナウイルス感染症対策推進本部は14日、医療機関で使用するサージカルマスクや長袖ガウンなどに関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。使用する機会に優先順位を設けたり、複数の患者を診察・検査する際、同じサージカルマスクを継続して使用したりするよう求めている。【新井哉】
事務連絡では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴い、サージカルマスク、長袖ガウン、ゴーグル、フェイスシールドの需要が高まっていることを説明。このような使い捨てとされる防護具について「再利用するなど個人防護具の例外的取扱いにより効率的に使用することが可能である」との見解を示し、再利用時などの留意点を記載している。
例えば、サージカルマスクに関しては、「使用機会に優先順位を設けること(サージカルマスクが必要不可欠な処置や手術を行う場合や感染の可能性のある患者との密接な接触が避けられない場合など)」と記載。複数の患者を診察・検査する場合に関しても、「同一のサージカルマスクを継続して使用すること」としている。
(残り387字 / 全842字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】