厚生労働省医薬・生活衛生局総務課は13日、新型コロナウイルス感染症が疑われる人が薬局に来局した際の留意点に関する事務連絡を、都道府県、保健所設置市、特別区に出した。基本的に誰もが新型コロナウイルスを保有している可能性があることを考慮し、「全ての来局する患者の対応において、標準予防策であるサージカルマスクの着用と手指衛生の励行を徹底する」としている。【新井哉】
事務連絡では、新型コロナウイルス感染症の患者(疑い者も含む)に対応する際の感染予防策も取り上げている。具体的には、各地域における新型コロナウイルス感染者の報告状況や帰国者・接触者外来の設置状況などを考慮し、新型コロナウイルス感染症患者に対しては、標準予防策に加え、飛沫・接触予防策を実施することを推奨。個人防護具に関しては、着用中また脱衣時に眼・鼻・口の粘膜に触れないように注意し、着脱の前後で手指消毒を行うことを求めている。
(残り179字 / 全572字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】
【関連キーワード】