厚生労働省は25日、「医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会」(座長=永井良三・自治医科大学長)の第4回会合で、資格や安全性などに関する3つの要件について「いずれも該当するとされた業務から、まず議論を深めることとしてはどうか」と提案した。【新井哉】
厚労省は、第2回会合で提示した「現行制度上実施できない業務のうち、実施可能とする場合は法令改正が必要な業務」について、▽原則として各資格法の資格の定義とそれに付随する行為の範囲内であること▽その職種が担っていた従来の業務の技術的基盤の上にある隣接業務であること▽教育カリキュラムや卒後研修などによって安全性を担保できること-の3つの要件を整理したものを提示した。
(残り470字 / 全792字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】