厚生労働省によると、2017年時点での精神疾患の患者数は約420万人で、3年前よりも約27万人増えた。特に精神疾患による外来患者が増加傾向にある。一方、入院患者は過去15年で減りつつあるものの、精神科病床に5年以上入院する人が9万人を超えていることも明らかになった。【松村秀士】
厚労省が20日の中央社会保険医療協議会・総会で報告した17年の「患者調査」の結果によると、17年時点での精神疾患患者数は、前回調査の14年よりも約26万9,000人増の約419万3,000人。このうち、外来患者は約389万1,000人(14年比28万人増)で、入院患者は30万2,000人(同1万1,000人減)だった。
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