「とことん解説・中医協」では、2020年度診療報酬改定の議論について、背景も含め、できるだけ分かりやすく解説します。
今回、11月6日と8日の中央社会保険医療協議会(中医協)・総会などについて触れます。【大戸豊】
■看護必要度の基準、次回改定も焦点か
看護必要度の基準見直しを要求、支払側委員
18年度改定では、診療側と支払側で双方の主張が揺るがず、公益裁定で結論を出した「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)ですが、今回も焦点になるかもしれません。
中医協・診療報酬基本問題小委員会は6日の会合で、支払側委員が、従来の7対1に相当する急性期一般入院料1からの転換を促すため、同入院料1の看護必要度Iの基準を見直すべきだと主張しました。
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