厚生労働省は23日、「医師の働き方改革を進めるためのタスク・シフト/シェアの推進に関する検討会」(座長=永井良三・自治医科大学長)の初会合で、医師の業務について、実施可能な業務、法改正を行えば実施可能となる業務などに分けて、タスク・シフトなどの検討を進めるよう提案した。【新井哉】
医師の時間外労働を巡っては、上限規制が適用される2024年4月に向けて、現行制度の下でのタスク・シフティングを進めたり、医療専門職種が能動的に対応できる仕組みを整えたりするため、具体的な検討を行う必要がある。こうした状況を踏まえ、検討会では、タスク・シフトとタスク・シェアの効果や具体的な在り方、必要な教育・研修などを検討していく。
(残り473字 / 全779字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】