「医療計画の見直し等に関する検討会」が18日に開いた会合で、厚生労働省は、新生児集中治療室(NICU)の整備目標を全都道府県で達成し、目標を大きく上回るケースもあるとするデータを示した。各都道府県で2018年度に始まった現在の第7次の計画では、周産期医療の整備状況を見極める指標として、「NICUを有する病院数・病床数」などを盛り込んでいて、20年度に行う中間見直しか、第8次(24年度以降)の計画に切り替わるタイミングでの見直しを検討する。【兼松昭夫】
厚労省はこの日、周産期医療の提供体制の整備に関する検討課題に、NICUと母体胎児集中治療室(MFICU)の「重点化等の整備の方向性」を挙げた。早ければ次の会合で指標の見直し案を示す。
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