厚生労働省は6日、「診療放射線技師学校養成所カリキュラム等改善検討会」(座長=北村聖・国際医療福祉大医学部長)の会合で、カリキュラム改正に関する「調整案」を示した。検討会の構成員から反対意見は出なかった。次の会合で「実践臨床画像学」の新設などを盛り込んだ報告書案を提出する予定。報告書の取りまとめを経て省令が改正され、2020年度の入学生から新たなカリキュラムが適用される見通し。【新井哉】
検討会では、新設科目の名称とその教育内容などの課題について検討を重ねてきた。しかし、各関係団体(日本医学放射線学会、日本診療放射線技師会、全国診療放射線技師教育施設協議会)の意見に隔たりが大きかったため、それぞれの意見を厚労省が聞き、「調整案」をまとめた。
(残り280字 / 全603字)
この記事は有料会員限定です。
有料会員になると続きをお読みいただけます。
【関連記事】