武田薬品工業は14日、2018年度決算を発表した。19年1月にシャイアー社(アイルランド)を買収・統合したことから、売上高は2兆972億円、前期比18.5%増となった。19年度は3兆3000億円、米ドルで300億ドルを見込む。武田薬品は世界10位以内の製薬会社となった。地域別売上高は、日本18%、米国50%、欧州・カナダ19%、新興国13%となる。シャイアー分を除いた旧武田薬品の18年度は、売上高1兆7880億円・1.0%増、営業利益4118億円・70.3%増だった。【ライター 設楽幸雄】
トップ製品は潰瘍性大腸炎用薬「エンタイビオ」(ベドリズマブ、海外販売名エンティビオ)で18年度売上高は2692億円、33.7%増となった。日本は18年8月末の発売で11億円。
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