25日の中医協「入院医療等の調査・評価分科会」

　厚生労働省は、DPC病院のうち、平均在院日数が長い病院、診療密度が低い病院について、DPC病院の「平均的な診療実態とかい離している」とし、それらの病院の分析を行った上で、DPC対象病院の要件の見直しを検討する。25日に開催した中央社会保険医療協議会の「入院医療等の調査・評価分科会」に提案し、了承された。2020年度診療報酬改定に向けたもので、新要件に該当しない場合、DPC病院からの退出を迫られる可能性がある。【ライター　設楽幸雄】

　DPC病院で、平均在院日数が長かったり、診療密度が低かったりする病院があることは、18年度改定に向けた検討の中で明らかにされていた。

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