厚生労働省はこのほど、2017年の「医療施設(動態)調査」と「病院報告」の結果を公表した。全国の病院数は8412施設(前年比30施設減)で、病院の病床数は155万4879床(同6126床減)だった。病院の病床利用率は80.4%と、前年に比べ0.3ポイント増えた。【大戸豊】
病院病床の内訳を見ると、一般病床89万865床(同533床減)、療養病床32万5228床(同2933床減)、精神病床33万1700床(同2558床減)で、療養病床と精神病床でやや病床が減っている。
病床規模別に見ると、「50-99床」の病院が2088施設で全体の約4分の1を占めたが、前年比で32施設減少した。また、「150-199床」の病院は1365施設で、前年比で34施設増加した一方、「200-299床」は1114施設と、22施設減っている。
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