厚生労働省は、薬局を機能によって分類する方向で検討する。地域での医薬品提供体制を整備するためで、それによって薬局と医療機関や薬局同士の連携を推進、必要に応じて医薬品医療機器等法（薬機法）を改正する。薬局・薬剤師の業務の見直しなどを話し合う厚生科学審議会・医薬品医療機器制度部会に28日提案した。【兼松昭夫】

　部会が同日開いた会合で厚労省は、地域包括ケアシステムに必要な医療提供を行う一員としてかかりつけ薬局・薬剤師が「適切な役割」を果たすため、「薬局が持つべきさまざまな機能を整理し、役割分担・連携を進めるべきではないか」と提案した。法令改正との関係性が深いテーマと位置付けている。

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