地域医療機能推進機構(JCHO)は27日までに、2017年度の財務状況を明らかにした。全体の経常収支比率は101.3%で、「4期連続で安定した黒字経営が図られた」としている。救急患者の受け入れ強化や、看護補助者配置加算といった診療報酬に係る算定項目の取得強化などの取り組みが効果を挙げたようだ。【新井哉】
■経常収益は前年度比51.7億円増
JCHOの17年度の経常収益は前年度比51.7億円増の3690億円、経常費用は同34.9億円増の3642億円で、経常収支は48億円の黒字。入院診療収益は同41.6億円増の2252億円、外来診療収益は同9.4億円増の968億円だった。
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