CBnewsマネジメント記事
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手術試案の大幅見直しで「適切な評価を」
2017年07月21日 12:00
来年春の診療報酬改定に向け、101学会が加盟する「外科系学会社会保険委員会連合」(外保連)は昨年秋、保険収載されている手術に関する実態調査を4年ぶりに行った。外保連では、改定で手術料を決める際の基礎...
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AIやビッグデータ、元データの質は使用に堪えるのか
2017年07月21日 05:00
【社会医療法人財団董仙会 本部情報部長 山野辺裕二】 前回は次世代医療基盤法(正式名は「医療分野の研究開発に資するための匿名加工医療情報に関する法律」)を取り上げ、その際にデータの質の確保に不安...
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厚労省、医療計画作成指針を月内にも改正へ
2017年07月20日 21:00
社会保障審議会医療部会は20日に会合を開き、厚生労働省の「医療計画作成指針」などの見直しの方向性を了承した。現在の指針をベースに、医師不足の解消に向けて取り組むべき施策や、在宅医療の整備目標を立...
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保険診療係数、精神病床の指標見直しも
2017年07月20日 20:00
中央社会保険医療協議会のDPC評価分科会は19日、機能評価係数IIの保険診療係数の抜本的な見直しに向けた議論を始めた。厚生労働省側は、保険診療係数の評価指標のうち、指導医療官の派遣や精神病床の設置など...
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見直し必至のケアマネの特定集中減算、廃止論も
2017年07月20日 19:00
19日の社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)では、居宅介護支援に関する議論も行われた。この日、厚生労働省は公正中立なケアマネジメントの実現を目指す視点から、特定事業所集...
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看護必要度、B項目の議論を注視する理由
2017年07月20日 12:00
人気連載「データで読み解く病院経営」の筆者、株式会社メディチュア代表取締役の渡辺優氏は、2018年度の診療報酬改定に向け、データに基づき「重症度、医療・看護必要度」(看護必要度)を適切に設定すること...
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重症患者対応とかかりつけ医の在宅参加が軸に
2017年07月20日 05:00
【株式会社メディサイト代表取締役 勝川ファミリークリニック事務長 松村眞吾】 ■かかりつけ医に在宅カバーを期待する背景 2018年度診療報酬改定は、在宅医療にとって曲がり角となるかもしれない。 在...
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II群とIII群の選択制、次期改定は見送りへ
2017年07月19日 23:00
厚生労働省は19日、中央社会保険医療協議会のDPC評価分科会(分科会長=山本修一・千葉大医学部附属病院長)で、医療機関群のII群とIII群の選択制について、2018年度の診療報酬改定での導入を見送ることを提案...
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どうやって充実させる? 特養での医療対応
2017年07月19日 22:00
厚生労働省は19日、2018年度の介護報酬改定に向けた議論が進む社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大名誉教授)に、介護老人福祉施設(特別養護老人ホーム、特養)に関する論点を示した。特...
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公的病院も改革プラン策定へ、将来の医療機能など記載
2017年07月19日 18:00
地域医療構想の実現に向けて、厚生労働省は公的医療機関や地域医療支援病院などについて、それぞれが地域で将来担うつもりの医療機能などを示す「公的医療機関等改革プラン」(仮称)の策定を求める。「新公...
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地域包括ケア病棟「地域でさまざまな化学反応」
2017年07月19日 15:00
第3回地域包括ケア病棟研究大会(地域包括ケア病棟協会主催)が東京都内でこのほど開催され、シンポジウム「これからの地域包括ケア病棟の質を考える」が行われた。同協会の仲井培雄会長は、地域包括ケア病棟...
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特養待機者、減少に歯止めかからず
2017年07月19日 12:00
社会福祉施設や医療施設の整備のための貸付事業などを手掛ける独立行政法人福祉医療機構は、今年6月時点での社会福祉法人や特別養護老人ホーム(特養)の経営動向を「社会福祉法人経営動向調査」としてまとめ...
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効率性係数の向上策で課題解決力を身に付けさせる
2017年07月19日 05:00
【株式会社メディチュア代表取締役 渡辺優】 ■病院経営の改善策を考えられる人材の育成が重要 2016年度の診療報酬改定直後に比べれば、改定から1年数カ月が経って、病院の対応もだいぶ落ち着いてきた。人...
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医療とネットつなぐ“お茶コンバレー構想”
2017年07月18日 12:00
政府が来年春の診療報酬改定で評価する方針を示し、その動向に注目が集まる遠隔診療。あらゆるモノがインターネットにつながる「IoT」の医療での活用を広めようと、昨年秋に「IoMT学会」が発足した。代表理事...
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遠隔医療はどこまで進んだ(1)
2017年07月18日 05:00
【日本遠隔医療学会 常務理事 長谷川高志】 遠隔医療とは何か? 政府の未来投資会議において安倍晋三首相は、2018年度の診療報酬改定で遠隔診療の評価を進めると明言し、新聞やテレビで取り上げられる機会...
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同時改定は「スタート」と見るべき
2017年07月14日 12:00
全日本病院協会(全日病)は先月、医療法人財団寿康会(東京都江東区)理事長の猪口雄二氏を新会長に選出した。会長交代は10年ぶり。中央社会保険医療協議会(中医協)の委員を務めるなど、診療報酬制度にも造...
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開発者に聞く「急性期指標」の正しい使い方
2017年07月14日 05:00
全都道府県が地域医療構想をまとめ、各地の2025年時点の必要病床数が明らかになったが、急性期機能のニーズが大幅に減ると分かり、不足する回復期機能へとシフトすべきか頭を悩ませる病院経営者も少なくない...
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ダビンチ、直腸がん手術でも保険適用を
2017年07月13日 15:00
来年春の診療報酬改定に向け、101学会でつくる「外科系学会社会保険委員会連合」(外保連)はこのほど、東京都内で記者懇談会を開き、各学会の要望内容の骨子を明らかにした。この中で日本内視鏡外科学会は、...
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「生活援助軽視、地域包括ケアに逆行」
2017年07月13日 12:00
淑徳大の結城康博教授は日本在宅介護協会千葉県支部のセミナーで講演し、2018年度に予定される介護報酬改定に向け、焦点の一つとなっている訪問介護の生活援助について「(報酬削減などの)生活援助の軽視は地...
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急性期病院が単体で動いても成果は生まれない
2017年07月13日 05:00
地域医療構想を実行に移す中で、都市部の急性期病院の役割とは何かー。東京都の「区西北部構想区域」で、地域医療構想調整会議の副座長を務める山口武兼氏(東京都保健医療公社豊島病院院長)は、2025年に向け...