特集(マネジメント)
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介護職の定着は、低賃金が問題ではない?
2013年07月03日 15:00
拡大が続く介護労働市場では、常に人材不足が悩みの種。過酷な現場に対して賃金が低過ぎることが、高い離職率につながっているのでは、という問題意識が共有されているように見える。ただ、看護師を対象にした...
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キャンプ座間返還跡地の新病院軸に機能分化
2013年07月03日 10:00
「座間に他の医療法人が来た場合、この医療圏の連携体制が崩れてしまう可能性がある」―。社会医療法人ジャパンメディカルアライアンス(JMA、神奈川県海老名市)の鄭義弘理事長は、座間市が公募する、米陸軍キ...
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アベノミクスと社会保障
2013年07月02日 12:00
昨年12月に誕生した第二次安倍晋三内閣の経済政策(アベノミクス)に注目が集まる中、経済を再生するための戦略や規制改革の具体策が、6月14日に閣議決定された。ここで社会保障分野の今後の方針なども示され...
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大学病院でERをうまく機能させるには?
2013年07月01日 15:00
救急患者の受け入れ困難解消、救急医療体制の効率化、医師の負担軽減など、さまざまなメリットが期待されるER型救急。従来、重症患者を中心に対応してきた大学病院でも、初期臨床研修に役立つとの観点から、ER...
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ST足りず、PTは増え過ぎ
2013年06月30日 12:00
このほど東京都内で開かれた「第50回日本リハビリテーション医学会学術集会」では、リハビリ関連専門職によるシンポジウムが行われ、リハビリ専門職3団体の会長が講演した。言語聴覚士(ST)は人材不足感があ...
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メンタル不調の職員がいる施設65.3%
2013年06月29日 12:00
看護職にメンタルヘルス不調者が多いことは、以前から指摘されており、早急な対策が望まれている。大阪府看護協会(大看協)では、入院基本料や病床数などの施設概要と精神的健康問題の関連性、看護管理者のメ...
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方向性ですれ違い、救急医が相次ぎ退職
2013年06月27日 12:00
「救急救命医、1年で10人退職」-。大阪府の大阪狭山市にある近畿大医学部附属病院で、この1年間に救急医の退職が相次いでいたことが4月上旬、関西の新聞紙上で報じられた。その翌週には、神戸大医学部附属病...
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医師は勤務条件のどこを見るのか
2013年06月26日 15:00
国が2004年度に導入した新医師臨床研修制度により、大学卒業後の医師の臨床研修が義務化され、就業場所の選択権は、大学病院の医局から医師個人へと移った。これが地方の医師不足を加速させたとの指摘もある中...
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進化型DPC「CCPマトリックス」とは?
2013年06月24日 15:00
DPC/PDPSへの将来的な導入を厚生労働省が検討しているCCPマトリックス―。診断群分類の精緻化に有効と考えられているようだが、具体的な中身はほとんど明らかになっていない。実際に導入されるとしたら、それ...
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大阪医科大、包括的ながんセンターを開設
2013年06月23日 12:00
大阪医科大学附属病院は、大阪府北部にある三島圏域に位置する、国が指定する地域がん診療連携拠点病院。6月、拠点病院としての機能をより一層、強化・拡充する目的で、臨床・研究・教育・広報など、がん医療...
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救命救急センターの充実度評価は妥当か
2013年06月22日 12:00
救急患者の搬送件数の増加などを受け、地域の救急医療の中核を担う「救命救急センター」の充実度評価を見直そうとする動きが出てきた。現在、救命救急センターを対象に1年間の実績を点数化する「充実段階評価...
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「使える院内保育所」で人材をつかむ
2013年06月21日 15:00
厚生労働省によると、院内保育所は2011年度末現在、全国で2555か所に上る。7対1入院基本料が導入された06年度以降は増加の一途だ。今いる人材を流出させないだけでなく、新たな戦力を確保する上でも、院内保育...
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肥満患者はドタキャンが多い!?
2013年06月19日 15:00
肥満の人は「現在重視」「計画の実行段階になると後回し」「将来の損失に無頓着」といった“選択の癖”がある-。行動経済学の視点から見ると、肥満のような、長期の生活習慣との関連がはっきりした不健康状態は...
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地域密着・地域完結の医療を
2013年06月17日 15:00
神奈川県伊勢原市にある伊勢原協同病院(高畑武司病院長、413床)は、小田急線伊勢原駅南口から徒歩10分圏内にあるが、来年9月には同駅北口側に新築移転する。【君塚靖】
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解説・医療機関のホームページ規制
2013年06月16日 12:00
現在は医療法上の広告とみなされず、規制対象から外れている医療機関のホームページ。その掲載内容が美容医療サービスの「消費者トラブル」を引き起こしているとして、厚生労働省は昨年、記載を避けるべき項目...
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在宅医療連携、地域特性が課題
2013年06月15日 12:00
このほど大阪市で開かれた日本老年医学会の学術集会では、在宅医療における医療と介護の連携を推進するため、昨年度まで国が実施した「在宅医療連携拠点事業」に関するパネルディスカッションが行われた。地域...
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国際的な機能評価、地域支える病院にも有効
2013年06月14日 05:00
長野県松本市の慈泉会相澤病院(502床)が、国際的な医療機能評価機関JCI(Joint Commission International)の認証を、甲信越地方で初めて取得した。外国人患者を受け入れる「医療ツーリズム」と関連付けて考...
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医師の後発薬使用、誰のための選択?
2013年06月12日 15:00
後発医薬品の使用促進が大きな政策目標として掲げられてから10年以上がたった。その間さまざまな政策が打ち出されてきたが、いまだに後発薬の使用は限定的だ。もし医師が患者の自己負担額を考慮するのなら、後...
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身体拘束しない理由に職員が自ら気付く
2013年06月10日 15:00
日本慢性期医療協会(日慢協)が、患者の身体拘束をやめたり、最小限に抑えたりするための病院の取り組みを紹介した冊子「身体拘束廃止のためのケアの工夫事例集~ファーストステップ~」を発刊した。狙いは、...
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救急医療情報キット、全国で配布の動き
2013年06月09日 12:00
救急搬送時に医療情報を救急隊員に伝達する「救急医療情報キット」を高齢者らに配布する動きが全国的に広がっている。専用の用紙に持病や投薬情報などを記載し、本人の写真や健康保険証・診察券の写しと共にプ...