【社会医療法人青洲会 青洲会キャリア開発研修センター 事務局長 諌武稔】
米国西海岸の魚市場から生まれた人材マネジメント手法「FISH哲学」を取り入れ、職場の活性化や職員のモチベーションアップに取り組んでいる私たち青洲会グループ。
前回は、法人創立以来の危機とも言える状況から脱するために、FISH哲学を導入した経緯をお伝えしました=「創立以来の危機に効いた4つのマインド」=。
前回も示した通り、FISH哲学には、4つのマインドが存在します=図1=。“遊ぶ”ということが特によくクローズアップされますが、ほかにも“楽しませる”“注意を向ける”“態度を選ぶ”というマインドが存在します。
これら4つのマインドは、それぞれが密接にかかわり合い、職員の一つ一つの行動につながっています。それらが効果的に結びつくことで、やりがいのある職場環境が実現し、サービスの質が向上するのです=図2=。
導入から10年が経過し、この間、グループ内の各施設においてFISH哲学は浸透・発展を遂げてきました。今回は、各施設で実践している取り組みの一部を紹介させていただきます。
次回配信は6月6日5:00を予定しています
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