社会保障審議会介護給付費分科会(分科会長=田中滋・慶大大学院教授)は10日、厚生労働省が示した、消費税率が8%まで引き上げられた際の対応案を大筋で了承した。案では、税率引き上げを受けての基本的な対応として、「介護報酬の基本単位数への上乗せ」が示されている。さらに基本単位数の上乗せを受け、在宅サービスにおける要介護度ごとの介護報酬額の上限である区分支給限度基準額(限度額)の引き上げも示された。限度額の引き上げは、介護保険制度の導入以来、初となる。【ただ正芳】
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