国立がん研究センターは20日、小島隆嗣・同センター東病院消化管内科医長らの研究グループによる、局所進行食道扁平上皮がんの治験結果を発表した。手術で切除できない局所進行食道扁平上皮がんを対象とし、標準治療の放射線化学療法に、免疫チェックポイント阻害薬である「アテゾリズマブ」を併用する医師主導治験を実施。完全奏功の割合が、標準治療のみの倍の42.1%となった。【斯波祐介】
従来の放射線治療と抗がん剤治療を組み合わせる放射線化学療法のみでは、
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