岡山大病院の研究チームは、新型コロナウイルス感染症の後遺症がある患者の過半数では1カ月以上の休職や退職をするなど就労状況に影響があったとする研究結果を発表した。就労状況に影響があった後遺症患者は、影響がなかった患者に比べて倦怠感や不眠などの症状が多く見られた。【渕本稔】
同チームは、2021年2月-23年12月に同病院のコロナ・アフターケア外来を受診した患者のうち、企業などに雇用されている18歳-65歳未満の後遺症患者545人に就労状況への影響を調査した。
54.1%に当たる295人で就労状況に影響があった。
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