日本医師会の松本吉郎会長は30日、感染症や自然災害に強い社会の構築を目指す「ニューレジリエンスフォーラム」(NRF)が開いた「1万人大会」で、「災害発生時の避難所で感染症が拡大した場合には、直ちに多くの市民の命が危機にさらされる」と述べ、あらゆる災害に対応するオールハザード型の司令塔を設置し、国や地方の指揮系統の確立を求めた。【渕本稔】
松本氏はまた、自治体が幅広い業界団体と防災協定を結び、素早い連携が可能となるように国が主導して準備を進め、災害に強い町づくりを推進するべきだと主張した。
さらに、人と動物の健康維持と環境保全を一体として捉える「ワンヘルス」に言及し、
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