全国で57病院などを運営する地域医療機能推進機構(JCHO)は、2022年度の経常収支が224.5億円の黒字だったと公表した。補助金を含む経常収益が21年度から2.3%減ったのに対し、給与費などの経常費用は4.0%増え、減収減益だった。【兼松昭夫】
21年度には、新型コロナウイルス感染症関連など補助金の収入が大幅に増えて480.3億円の黒字を確保していたが、22年度は黒字幅が53.3%縮小し、20年度(213.4億円)の水準に近づいた。
新型コロナの感染が広がる前の19年度は41.7億円の黒字だった。
JCHOが1日までに公表した22年度の財務諸表によると、
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